「防災グッズ、揃えなきゃ」と思いながら、つい後回しになっていませんか?
私もそうでした。
でも、停電や断水を何度も経験してわかったのは、教科書通りの「完璧な備え」よりも「自分たちらしい備え」こそが、いちばん安心につながるということ。
とくにワンオペ育児中は、「子どもを守るのも、自分を守るのも自分」という現実があります。
だからこそ、“がんばらない防災”を意識するようになりました。
今日は、そんな私が実践している 「日常の延長でできる7つの備え」 を紹介します。
簡易トイレは「安心の第一歩」
私が1番おすすめしたい防災グッズです!
災害時、断水したときに一番困るのはトイレ。
夫が不在の中、1歳の息子を抱えてバケツで水を運ぶなんて無理でした。
そんなとき、救ってくれたのが簡易トイレ。
セットして捨てるだけ。燃えるゴミで処分できるタイプがおすすめです。
使用期限があるので、キャンプなどで少しずつ使うようにしています。
特に、車内での子どもの急な「トイレ漏れる!」にも対応できるので、
車にもいくつか置いておくと役立ちます!
風呂の水はギリギリまで「抜かない」
災害直後に「水を汲んでおかなきゃ!」と思って蛇口をひねっても、もう水が出ないことがあります。
私は過去に2回、災害直後の断水に遭い、大変な思いをしました。
それ以来、「風呂の水は掃除前まで抜かない」が我が家のルール。
飲み水には使えなくても、トイレやちょっとした洗濯などの生活用水として役立ちます。
「防災食」より「いつものご飯」をストック
特別な非常食よりも、家族が食べ慣れた味を多めにストックしておく方が断然おすすめです。
私は「ローリングストック」という方法で管理しています。
- 使った分だけ買い足す
- 普段から美味しく食べて慣れておく
たとえばこんな感じです:
- カップ麺・パスタ・缶詰(鯖缶など)
- レトルトカレーや丼もの
- 飲み慣れた水や野菜ジュース
いろんな味が楽しめるものがおすすめ!普段使いしてこまめに買い足しましょう!
キャンプ用品は防災にも使える
ランタンやクーラーボックス、給水タンクなど、アウトドア用品は災害時にも頼りになります。
普段づかいできるデザインを選ぶと、置き場所にも困りません。
我が家が実際使っているお気に入りの商品を厳選して4つ、ご紹介します!
①キャリーザサン ソーラーライト
電池は一切いりません。軽くて折りたたみもできるので、持ち運びにも最適です。
明るさも3段階あり、場所によって使い分けすることができて便利です!
②BARE BONES レイルロード ランタン
こちらは充電式(USB typeC)の、おしゃれランタンです!
キャンプではもちろん、就寝前の間接照明としても使っています。
③キャプテンスタッグ ウォータータンク
5Lの可愛いサイズもありますが、断水って思ったよりすぐ復帰しないので、全然足りないです!
給水所でなるべくたっぷりもらってこれるよう、20Lサイズがおすすめです。
④アイスランドクーラーボックス
こういう類のクーラーボックス、サイズの割に量入らないし、高いんですよね…。
でも、やっぱり保冷力は抜群なんです!
キャンプでの使用はもちろん、停電して冷蔵庫が使えなくなった時の、我が家の強い味方です。
子どもの消耗品は「1袋多め」で安心
特におむつとベビーフードは普段から少し多めに買っておきましょう。
停電中はお風呂にも入れないので、ボディシートもあると便利です。
どれもローリングストックで管理しておくと、買い忘れ防止にもなります。
ガソリンは「半分切ったら給油」
災害時、ガソリンスタンドは長蛇の列になります。
暖を取ったりスマホを充電したり、車がライフラインになることも多いです。
「半分を切ったら給油」を習慣にしておくだけで、普段から安心して生活することができます。
モバイルバッテリーは時々充電しておく
充電していたはずなのに、いざという時には残量ゼロ。
そんな経験から、私は常に「充電した状態」で保管しています。
使いながら充電できるタイプだと、いざという時にも焦りません。
最近は発火事故も多いので、PSEマークのついた安心できる商品を購入するようにしています!
以下の商品は私が実際に使用しているもの。
普段家で使う充電器にも、モバイルバッテリーにもなる1台2役の優れものなので、とってもおすすめです!
おわりに
防災は「特別なこと」ではなく、毎日の暮らしを安心に変えるための工夫だと思っています。
“ちゃんと備えなきゃ”と気負わず、
普段使っている商品を少し多めにストックしたり、普段使いできるお気に入りものを見つけてみたり。
せっかくなので、ママも気分が上がるようなものを準備してみましょう!
今日から少しずつ、”日常防災”を始めてみませんか?





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