生きるのが下手な私が、このブログを始めた理由

はじめまして、キリです。

30代前半、元中学校教員で、民間への転職成功とそこからの挫折を経て
いまはまちづくり関係と、学習塾関係の仕事をしています。

人生3周目(自称)の夫と、私にそっくりな息子。
地方でのんびり、3人暮らしを楽しむ毎日です。

これだけだと、順風満帆な人生に聞こえるかもしれません。

私は完璧主義で、生きるのが本当に、下手くそです。
休むことに罪悪感を持ってしまい、上手に自分を満たすことができません
少しだけ、生きづらさも感じたりしています。

ここでは、そんな私のプロフィールや、このブログを始めたきっかけをお話しします。

自分の意見を持てなかった10代

「親や先生が勧めることが正解」——

そんな空気の中で、私は波風を立てない選択を積み重ねてきました。

好きなことより、褒められること。
やりたいことより、期待に応えること。
そして、期待を裏切らないように、それらを必死にこなす日々。

そうやって、決めたのか流されたのか、自分でも曖昧なまま10代が終わりました。

求められることを必死にこなした20代

大学では教育を学び、卒業と同時に教員に。

目の前の子どもや同僚、保護者から「求められていること」を最優先に働きました。
行事、部活、授業づくり——
なんでも完璧にやろうとする私の時間は、“次の準備”のために、簡単に溶けていきました。

やりがいはたしかにあったし、誰かの役に立てる実感もあり、天職だとも思えました。
ただ、他人軸のまま、求められることを頑張り続ける以外の生き方を、私は知らなかった

「目の前の子たちより、自分がやりたいことを優先するなんて甘えだ」
なんて背負いすぎるあまり、病気休暇を取るくらいに疲弊してしまいました。

挑戦からの挫折を経験した30代

「一度、外に出て選び直してみたい」「子育てもキャリアも諦めたくない」——

そう決めて、数年をかけて転職活動をしたのち、心からやりたいと思える仕事に就くことに成功。
「教員からの転職」という難易度の高い試練を乗り越えて、第二のキャリアを歩み始めた、のも束の間。

自分がそれまで大事にしてきた価値観や常識が通じないことも多く、
理想と現実のギャップに何度も打ちのめされました。

結局、短期間での退職を選択することになり、挫折の後は、長く自分を責めました。

けれど、立ち止まってやっと、自分を苦しめていたものに気づけました。

このブログを通して

この場所は、完璧主義を少しずつ手放しながら「無理せず頑張れる」日々をつくるための、私の練習帳です。

休むのが下手な私が、罪悪感をほどく言葉、小さな仕組み、本やご自愛アイテムの力を借りて、心と暮らしを軽くしていく過程を、等身大で記します。

1人のワーママの実験記録として、うまくいく日も、空回りする日も、そのまま残します。

もしあなたも、「ちゃんとしなきゃ」に疲れて、自分の機嫌を置き去りにしてしまうことがあるなら、私と一緒に試してみませんか。

いまの自分にできる、小さな一歩を積み重ねていく。
その先で、「生きるのが下手な私」から「生きるを楽しめる私」へと、輪郭がやわらかく変わっていくはずだから。

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